「毎日飲んでるプロテイン、なんとなく選んでませんか?」
筋トレやダイエット、健康維持のためにプロテインを飲んでいる人は年々増えています。
コンビニでも買える時代になり、「プロテイン=健康的」というイメージがすっかり定着しました。
でも、その“当たり前”に、思わぬ落とし穴があるとしたら──?
実は、2025年に発表されたある調査では、市販のプロテインパウダー160製品中、47%から基準を超える有害な重金属(鉛やカドミウム)が検出されたことが報告されました。
さらに驚くべきことに、「オーガニック」「植物性」といった“健康志向”な製品ほど、重金属の含有量が多かったのです。
つまり、「体にいいと思って選んでいた製品が、実は体に危険な可能性がある」──
そんな矛盾が、今、明らかになりつつあるのです。
実は私も、プロテインを選ぶときはあまり深く考えていませんでした。
たまたま運よく、重金属の検査をしっかり通過した国産ブランドを選んでいたから良かったものの…。
今思えば、本当にゾッとします。
もし当時、YouTubeで話題になっていた「海外でも人気のプロテイン」に飛びついていたら?
もしそれが、危険な成分である重金属(鉛・カドミウム)を含んでいた製品だったら?
きっと毎日せっせと飲み続けていたでしょうし、その結果、知らず知らずのうちに健康を損ねていたかもしれません。
「バズっているから安心」「オーガニックだから体にいい」とは限らない。
この経験が、“成分や検査体制まで見て選ぶ”という意識を持つきっかけになりました。
この記事では、最新の調査結果をもとに、
「なぜプロテインに重金属が含まれるのか?」
「どんな製品が危険なのか?」
「安全なプロテインはどう選べばいいのか?」をわかりやすく解説していきます。
そして最後に、私自身が実際に調べて選んだ安心して飲める国産プロテインもご紹介します。
読んでいただければ、「このプロテインで本当に大丈夫?」という不安がスッと消えて、
自分や家族が“安心して飲める”プロテインを選べるようになります。
健康になるために飲むものだからこそ、ちゃんと“中身”を見て選んでほしい──
それがこの記事で伝えたい一番の想いです。
それでは、まずは「なぜ健康志向のプロテインが危ないのか?」という真実から、順に見ていきましょう。
体にいいと思って続けていたのに…危険な成分の罠
「健康のために飲んでいたプロテインが、実は体に悪かったなんて――」
そんな現実に直面している人が、今、少しずつ増えています。
特に最近は、オーガニック・自然派・海外製といった“イメージが良い”製品に注目が集まっていますが、実はそこにこそ落とし穴がありました。
健康のためのプロテインに「危険な成分」が入っている?
プロテインは本来、たんぱく質を効率よく補給できる便利なサプリメントです。
筋トレやダイエットのために飲んでいる人もいれば、健康維持・美容・老化対策などを目的にしている人もいます。
しかし最近の調査では、市販されている160種類のプロテインパウダーのうち、47%に鉛やカドミウムなどの重金属が基準値以上含まれていたことがわかりました。
つまり、「飲むだけでキレイになれる」「海外でも大人気」とうたっている製品の中にも、安全性が疑わしいものが少なくないということです。
「オーガニック」「チョコ味」「植物性」ほど危険性が高い
とくに注意すべきは、以下の3つの特徴を持つプロテインです。
種類 | 特徴 | リスクの理由 |
---|---|---|
オーガニック製品 | 自然由来の原料 | 土壌中の重金属を吸収しやすい植物が多い |
チョコレート味 | カカオが原料 | カカオ豆は鉛・カドミウムを蓄積しやすい植物 |
植物性プロテイン | ピー(えんどう豆)・ソイ・ヘンプなど | 植物は土壌からの吸収により重金属濃度が高くなりやすい |
これらはいずれも「体にやさしそう」というイメージから選ばれがちですが、イメージと実際の安全性はまったく別問題です。
とくに輸入品は、製造工程や土壌の管理状況を消費者が直接確認することができないため、どのような環境で育った原料が使われているかを把握しにくいという大きな課題があります。
このように、私たちが「良かれ」と思って飲んでいるプロテインにも、目に見えない危険性が潜んでいるというのが、まず最初に知っておくべき現実です。
この章のまとめ
● 健康のために飲んでいるはずのプロテインが、実は危険な成分である重金属を含んでいるケースもある。
● 「オーガニック」「チョコ味」「植物性」といったイメージが良い製品こそ要注意。
● 見た目や広告の言葉に惑わされず、本当に安全かを疑う視点が必要。
最新の調査で明らかになった“プロテインの中身”
「安全だと思っていたプロテインに、有害物質が混ざっていた」
そう聞くと、にわかには信じられないかもしれません。ですが、これは単なる噂ではなく、信頼ある第三者機関によって示された科学的な事実です。
2025年1月、アメリカの非営利団体「クリーン・レーベル・プロジェクト」が発表した調査は、多くの人に衝撃を与えました。
危険な成分である重金属が含まれていたプロテイン、47%という衝撃の数字
調査の対象となったのは、アメリカ国内外で販売されているプロテインパウダー160製品。
そのうち、なんと47%の製品で、鉛・カドミウムといった危険な成分である重金属がカリフォルニア州の安全基準を超えて検出されたのです。
調査対象 | 160製品(70ブランド) |
---|---|
基準超過の製品 | 約47%(75製品以上) |
特に高濃度だった製品 | チョコ味・植物性・オーガニック製品 |
この報告では、「重金属はどの製品にも潜むリスクであり、特定の味や原料に偏って高濃度で含まれていた」と明記されています。
▶ 特にリスクが高かったのは?
-
チョコ味プロテイン:バニラ味の約4倍の鉛、最大110倍のカドミウム
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オーガニック製品:非オーガニック製品の3倍の鉛、2倍のカドミウム
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植物性プロテイン:ホエイプロテインより鉛が3倍、カドミウムが2倍多く含まれる傾向
この結果を見ると、「安心・自然・人気」という理由だけで選ぶことの危うさを実感せざるを得ません。
鉛・カドミウム・ヒ素・水銀…それぞれの健康リスクとは?
ここで、今回検出された主な重金属がどのような健康被害をもたらすかを整理しておきましょう。
重金属 | 影響を受ける器官 | 主な健康リスク |
---|---|---|
鉛(Pb) | 脳・腎臓 | 発達障害、記憶力低下、腎機能障害、高血圧 |
カドミウム(Cd) | 腎臓・骨 | 骨軟化症、腎不全、肺がん |
ヒ素(As) | 皮膚・肺 | 皮膚がん、肺がん、動脈硬化 |
水銀(Hg) | 神経・肝臓 | 認知障害、免疫力低下、胎児の発達遅延 |
これらの重金属は、一度体内に取り込まれると排出されにくく、蓄積していく性質を持っています。
そのため、少量であっても「毎日飲み続ける」ことで、知らず知らずのうちに体をむしばんでいくリスクがあるのです。
● クリーン・レーベル・プロジェクトの調査で、47%のプロテインから鉛・カドミウムを検出。<br>
● 特にチョコ味・植物性・オーガニック製品に重金属が多く含まれる傾向。<br>
● 重金属は神経・骨・腎臓などに深刻な影響を与えるため、日常的な摂取には注意が必要。
もう迷わない!危険性の低いプロテインを選ぶ3つのポイント
ここまで読んで、「じゃあ一体どのプロテインを選べばいいの?」と不安になった方もいるかもしれません。
でも安心してください。きちんと「正しい選び方」を知れば、重金属などのリスクを避けつつ、毎日の健康を守ることができます。
ここでは、私自身もプロテインを選ぶ際に意識している「3つの基準」を紹介します。
これを知っておくだけで、安全性に対するリテラシーは格段にアップします。
信頼できる第三者認証マークをチェック
まず最も大切なのが、第三者認証マークの有無です。
以下のようなマークがある製品は、第三者機関が製品の成分や製造工程をチェックし、安全性を証明してくれていることを意味します。
代表的な第三者認証
認証名 | 認証内容 | 主な対象 |
---|---|---|
インフォームドチョイス | 禁止成分・ドーピング物質・重金属の検査 | アスリート用製品など |
NSF認証 | 成分の純度・安全性・ラベル記載の正確性 | 健康補助食品 |
USP認証 | 米国薬局方準拠の安全性と一貫性の保証 | サプリ全般 |
GMP認証 | 適正製造基準(Good Manufacturing Practice) | 製造工程の安全性管理 |
こうしたマークがある製品は、単に「健康に良さそう」という見た目の印象ではなく、実際に検査された安全なものとして信頼できます。
検査結果が“公開”されているかを確認する
認証があるだけでなく、さらに信頼度が高いのが「検査結果の開示」です。
残念ながら、日本では「成分検査をしました」とだけ書いて、どのような検査項目を、どの機関で、いつ実施したかが一切書かれていない製品も多く存在します。
一方で、以下のようなブランドは、公式サイトにて重金属の検出有無や数値を公開しており、極めて透明性が高いと言えます。
例:検査結果を明確に公開しているブランド
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バルクスポーツ:検査内容・実施機関・検出限界値まで公開
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アルプロン:鉛・カドミウムともにコーデックス規格を満たすと明記
- エクスプロージョン:日本食品分析センターによる検査結果を公開、鉛・カドミウム不検出
こうした姿勢は、単なる「宣伝」ではなく、企業としての誠実な安全意識の表れとも言えるでしょう。
選ぶべき味と素材、避けるべきキーワード
最後にもうひとつ。
原料や味にも、重金属リスクの差があることを忘れてはいけません。
リスクが比較的高いとされる要素
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チョコレート味(カカオ由来):鉛・カドミウム含有の報告多数
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オーガニック表示:土壌由来の重金属を含む可能性が高い
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植物性プロテイン(ピープロテイン、ヘンプなど):根から重金属を吸収しやすい性質
安全性を優先するなら…
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ホエイプロテイン(動物性)がおすすめ
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バニラ・プレーン味など、カカオ不使用の製品を選ぶ
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国産ブランドで検査体制が明記されている製品を選ぶ
この3つのポイントを押さえることで、「どれを選べばいいかわからない」という悩みから解放されます。
● 安全なプロテインを選ぶには「第三者認証」「検査結果の公開」「原料と味の見直し」がカギ。
● 成分だけでなく、製造過程や企業の姿勢を確認することが大切。
● 安全性はラベルや広告ではなく、「公開されたデータ」が証明してくれる。
何を選べばいいのか?筆者が本気で選んだ危険性の低いプロテイン
ここまでご紹介してきたように、プロテイン選びには「中身の安全性を見極める目」が必要です。
とはいえ、数あるブランドの中から本当に安心できるものを探すのは、なかなか骨が折れますよね。
そこで、ここでは私自身が実際に調べて納得し、今も継続して飲んでいるおすすめのプロテインを1つ紹介します。
その製品は──エクスプロージョン(X-PLOSION)です。
私自身、3年前からこのプロテイン一択です。
理由???絶対的な信頼性です。
エクスプロージョンを選んだ理由──検査体制と透明性
私がエクスプロージョンを選んだ一番の理由は、安全性に対する姿勢が群を抜いて「見える化」されていたことです。
以下は、実際に公式サイトで公開されている取り組みの一部です。
第三者機関による厳格な検査体制
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検査機関:日本食品分析センター(ISO/IEC 17025取得)
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検査方法:ICP質量分析法により鉛・カドミウムを測定
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結果:
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鉛 → 不検出(検出下限 0.05ppm)
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カドミウム → 不検出(検出下限 0.01ppm)
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検査対象の原料も明記
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ホエイプロテイン(WPC・WPI)
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カゼインパウダー
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ココアパウダー(←チョコ味対策としても重要)
リンク
これらのデータをきちんと開示しているメーカーは、日本国内でもごくわずかです。
「本当に安全かどうか」を証明してくれるこの透明性こそ、信頼に値すると感じました。
コスパも◎。日常使いにぴったりの“安心できる一本”
安全性だけでなく、実はコスパ面でもエクスプロージョンは非常に優秀です。
価格(2025年4月時点)
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WPCプロテイン(プレーン):3kg 約5,000円前後
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1kgあたり約1,600円〜1,700円と、業界内でも屈指のコスパ
味のバリエーションも豊富
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プレーン・バニラ・カフェオレなど、20種類以上の展開
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甘すぎず、さっぱりした口当たりで継続しやすい
安全性に加えて、コストや味の好みにも応えてくれるバランスの良さ。
これが、エクスプロージョンが多くのユーザーに選ばれている理由です。
「何を飲めばいいかわからない…」「選び方が難しすぎる…」と感じた方は、
ぜひ一度、検査結果が明示されている製品を実際に比べてみてください。
選ぶ基準が変わるだけで、あなたの健康も未来も守られるはずです。
● エクスプロージョンは、重金属検査済であり、検査内容と結果を明確に公開している。
● コスパも良く、ホエイやバニラ系など比較的リスクが低いフレーバーが豊富。
● 安全性+継続性を重視する人にとって、最もバランスの取れた選択肢
まとめ──“体にいい”は中身を見てこそ
プロテインは、健康や美容、トレーニングの強い味方。
だからこそ、「何を選ぶか」が、将来の体と心に大きく関わってきます。
今回の記事では、最新の調査結果をもとに、プロテインに潜む危険成分重金属のリスクと、
それを回避するための安全なプロテインの選び方をご紹介してきました。
【本記事の要点まとめ】
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市販のプロテインの約47%から重金属(鉛・カドミウム)が検出された
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特に「チョコ味」「オーガニック」「植物性」には注意が必要
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安全性を判断するには、以下の3つの視点が重要
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第三者認証(例:インフォームドチョイス、GMPなど)
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検査結果の開示(どこで、何を、どのように検査したか)
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原材料と味(ホエイ+プレーン・バニラが比較的安全)
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そして最後に紹介した、私のおすすめプロテイン──エクスプロージョン(X-PLOSION)は、
こうした安全性の基準を高いレベルで満たしている、数少ない信頼できる製品です。
「見た目」ではなく「本質」で選ぶ時代へ
SNSやYouTubeで紹介されている“人気商品”が、必ずしも安全とは限りません。
「オーガニック」「自然派」といったイメージワードに惑わされず、中身を見て選ぶことが何より大切です。
健康のために飲むプロテインが、逆に健康を害してしまっては本末転倒。
正しい知識をもとに、安心して飲める一品を選び、
本当の意味で“健康を積み重ねる”毎日を送りましょう。
あなたのプロテイン、成分は大丈夫ですか?
この記事が、プロテイン選びのヒントになれば幸いです。
ぜひ、ラベルや公式サイトをチェックしながら、あなたにとって本当に安心できる製品を選んでみてください。
【参考資料】
-
Clean Label Project. Protein Powder Study Whitepaper 2025
-
Verywell Health. Toxic Heavy Metals in Protein Powder
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FOOCOM.net. プロテインパウダーに有害金属?
-
X-PLOSION公式. 重金属検査結果の報告
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